Taishin Inoue diary archives

2008-05.09 Fri複数の歴史[diary]

Time[09:48] Comment[3] Trackback[0]
一日経っただけでもやはり昨日と今日との間には色々な事があります。今日からまた電気が部屋に送電されるようになりました。さて一日の間にも点と線の関係は多様に畝ってバトンタッチを繰り返しています。点と点が指数関数的に結び付き合い、その線はある模様を描きます。この時、やはり原動力となっているのは好奇心で、その連なりはとても劇的です。このようなドラマツルギーが生まれるには、まずとある点を深く見つめることで仮説点と馴染む事から初めて、認識の準備をします。するとようやく点が意志を持ったかのように発動して、次の点に何かをバトンタッチするかのように繋がり始めます。一旦動き始めるとその点は離散と集合を繰り返しながら線を描き、その線は指向性を多様に生んで、分裂しながら進み、ある模様を描きます。その模様は点の認識から始まったものではありますが、描かれた模様は点から生まれたアナロジーの子孫にあたる、とても複雑な歴史を内包した象です。この象は、なんと点に帰ったのです。この点はやはりまた何かの線のかけらに成ることを望んでいます。ですが、この段階では、この点はまだ未発掘の点であり、線の概念を放ったらかしにして白痴的に戯れる事で認識され、ようやく動き始めることができるようになります。この時は点を見つめる意識よりも積極的な態度で関係性を探し出そうとする意識が点と点を繋いでいきます。この時、点と線の関係はタオイズムのように相互補完され、脈々と有機的な活動に再帰していきます。
  

2008-05.08 Thu複数の時間[diary]

Time[07:50] Comment[0] Trackback[0]
今は僕は電気の切れた生活をしていて、これがなかなか新鮮です。ロウソクの灯りを頼りにその日の出来事や考え事をノートに書き綴ったりしています。自分を縛っていた生活の中の要因、例えば電気やネットや嗜好品などがどれだけ自分の行動範囲を狭めていたのかに気が付き驚きます。部屋の中で完結していた生活のサイクルや仕事の仕方は随分と変わり、曖昧に、より白痴的に、毎日がそれぞれ点のようなものに成って、それは寄せ集まって線を作る事を拒否しているかのような生活です。誤解を恐れているわけでは無いのですが、これらの事を他の言い方で何かに例えて説明したり、具体的に語る事はやめておきます。以前であれば点と点の連なりは頻繁に起こっていたけれど、最近、緩やかさの中に潜む曖昧なものを見つめ、そのあるがままを感じようと思えばいくらでも曖昧なままに認識できてしまう事に気が付きました。とは言え、今でも極希に線の様なものが浮かび上がってくるのも事実です。最初はその線を辿れば躓いたり、逆に意気揚々と進むこともあるけれど、線的な認識や思考や行為によってこの世の業を全て背負いきれるわけもなく、線の行く先を見つめて歩むうちに無力さや何か大きな拡がりを感じて、壮大な騙し絵を前に線は解体され、点を見つめるに至ります。点は点の侭に。線は既に如何様にもあり。そのようにして線のようなものが沈んでいる点の時間のほうが今の僕には心地良いです。この時、時間は軸の概念から自由になります。線が隆々と浮かび上がるとき、確かにそれは道や居場所のように見えるけれど、その線はすぐに崩れてしまいます。それくらいに世界は複雑で、あらゆる定めを許しません。しかも点が線になるとき、毎日の点がすぐに線の指向性に回収される(喰われる)事でやや暴力的な様相を呈したり、生活がとてもドラマティックなものに思えたりもします。表層の上で一喜一憂させられます。ですが、その線は所詮は見え方の問題で、一時的なものに過ぎないので、関係性を考える事が馬鹿らしくも思えます。なるべく数々の点としての記憶や行為を野放しにしておき、かつそれらの点を非論理的な関係性のままに共存させておく面白さを楽しんでいます。このことを中途半端な状態だと指摘する人もいるかもしれません。特に野心家にとっては、このような複数の時間を生きる事が欲望を満たす軸や指向性の概念を揺らがせるために苦痛を伴うのでしょう。どのように見ようがどちらから始めようが仮説の山から始めなければなりません。連なりから生まれる、あるモードやパターンから解放されて、浮遊感を実存で観じる事がこのようにして可能だったかと思うと、全ての線的なものが別段気にならなくなります。電気が切れた生活から少し話がそれましたね。そもそも話が逸れているという意識自体が線的な概念からのものでしょう。話が逸れている訳ではないのです。さて、外に出れば街灯を頼りに本も読めるし、自転車で何所にでも行けるから不便を感じることはあまり無いけれど、こうしてネットに繋いだりすることが出来る電気のある生活はやはり便利です。ですが、常に繋がっていなくても別に不便ではないのです。今日は廊下の電源からケーブルを引いて、部屋でパソコンを立ち上げてみました。管理人に怒られてしまうので、こんな事ができるのは夜の間だけですね。もう朝なので、今日も新たに始め、未だ見ぬ世界を探索することにします。
  

2008-03.01 Satworks Martius[news]

Time[00:11] Comment[0] Trackback[0]
Not_France_x_Not_Japan_2

sokushaku/yagi-oi presents
Not France x Not Japan 2 with ELECTRIC KETTLE

2008.03.01.sat. @ Be Wave(http://be-wave.co.jp)
start 23:00 dmg. 1000yen 1D

老若男女みんな大好き
ブレイクコア界でも唯一無二のオモロビートをなめつくす
Electric Kettleがフランスより初来日!!!!!
迎えるは新世代大阪ブレイクコア界で伝説過ぎる
玄人ニンマリパーティをこれまた伝説的にこなして来た
sokushaku/yagi-oi両パーティ言い出しっぺJaQwa!!!!!
描きに描いたりのバッキバキ最狂ペインターWORUZとともに
全国からスーパーアクターを招集して
ジャンルミックスな乱痴気全方向クラッシュ!!!!!
このどハードパーティを酒と飯がトリップするほどうまい
新宿Be Waveにて堂々ドロップ!!!!!
東京クラブ事情を一発でひっくり返すこのパーティ東京第一発目!!!!!
先手打ってツバつけとかないとプレミアついてからではもう遅い!!!!!
「なんか面白いことないかしら〜」「あるよ」
最先端ハイブリッドエクスペリメンタルここにあり!!!!!
みなさんぜひぜひおいでませ!!!!!

more info. >>>
http://homepage.mac.com/penilingus/jaqwa/top.htm

Not_France_backinfo

Electric Kettle (Peace Off/Combine) from France
http://www.electric-kettle.tk
http://www.myspace.com/electrickettle

WORUZ
http://www.myspace.com/woruz

JaQwa (sokushaku/yagi-oi)
http://homepage.mac.com/penilingus/jaqwa/top.htm
http://www.myspace.com/jaqwa

Bakazzu-Rah (sokushaku)

Nyui (Number4 rec.)
http://www.djnyui.com
http://www.myspace.com/nyui

Maruosa (RENDA rec./Hirntrust Grind Media)
http://www.rendarec.com
http://www.myspace.com/maruosa

Donna Summer in Japan (けだもの育)
http://www.myspace.com/dseerjapan

CDR (RDC rec. / 19-t)
http://www.rdcrecords.com
http://www.asahi-net.or.jp/~zr3a-tnmt
http://www.myspace.com/cdrdc

Taishin Inoue (orasp)
http://www.taishininoue.com
http://www.myspace.com/taishininoue

Atols(Human beatbox)(Solspuren Records / grid_m7) NEW!!!!
http://www.myspace.com/better777
http://www.solspuren.com

Kanon (Ainw)


  

2008-02.08 Friworks Februus[news]

Time[03:30] Comment[0] Trackback[0]
今月は以下の二件で展示とLIVEをします。

■ 2008/02/22
party - 美大に行かなかったアーティスト - at Galaxy Countach
http://www.nart.jp/party

展 覧 会 概 要

日時 2008年2月22日(金) 19:00?24:00
場所 Galaxy Countach http://galaxy-countach.com/contents/frame.htm

参加アーティスト
安藤喜一郎 / 美島菊名 / ダビ / 茂木成美 /
渡辺よし子 / 舛田健太郎 / bucchi / ORASP / 他

入場料 2000円(1ドリンク+カタログ)
協力 Countach http://galaxy-countach.com
企画 緑川雄太郎
主催 NART http://www.nart.jp
お問い合わせ info@nart.jp

『自殺展』を軸にキュレーション活動を行うnart主宰の
daviさんによる『party』というイベントです。
http://www.nart.jp/party

新宿にあるGalaxy Countachというbarで催されます。
ゆるやかな時間が流れる空間です。


■ 2008/02/25
SOUNDbedROOM at 西麻布bullet's

24:00 start
¥700(1drink)

SOUND BED ROOMは毎月super deluxeで催されるSOUND ROOMのafter partyとして西麻布bullet'sでスタートし、縦横無尽に様々な形で即興演奏によるセッションが行われています。 生楽器、電子楽器を交えて模索的にお互いが演奏する中、積極的な演奏実験を行います。その日偶然に集まった参加者全員が円形に並び、順列組み合わせのルールで演奏をする中、最初から確信に満ちた演奏をする事が出来ない点がsoloでの演奏とは異なるので、全体の有様は緊迫感の中で徐々に浮かび上がるようなものになります。ただ、例外というものは常に付き物です。その場の空気感と音の在り方・流れ方によってはその場のルールや概念さえ反転する可能性もあります。

SOUNDbedROOMではセッション参加者を募集中ですので、参加を希望される方はtaishin(atmark)orasp.netまでお知らせ下さい。どのような音での参加も大歓迎です。

SOUNDbedROOM blog
http://soundbedroom.blog32.fc2.com

bullet'sも、靴を脱いで絨毯の上で過ごす事の出来るゆったりとした空間です。楽器に触れていない方でもライブを見たりbarでゆっくりくつろいで頂くことも出来ますので、ご興味がある方は是非ともいらして下さい。演奏の飛び込み参加も歓迎します。

http://www.bul-lets.com
  

2008-01.05 Sat2008[diary]

Time[17:03] Comment[0] Trackback[0]
今年は引き締めて作業に集中していきたいと思います。
皆様、今年度もよろしくお願い致します。
  

2007-12.01 Sat有機鏡世界の詩[diary]

Time[19:48] Comment[0] Trackback[0]
何処からとも無く塵散りとした旋律の群れが流れ込み其の途轍も無い遠心力に心奪われ叫びすら上げられず喰らい尽くされる存在の甘美な無力さを極限まで受け止め削ぎ落とし情報の衝突を亡骸と化す身勝手な冒涜と世に真空を呼び覚まさんとする烏合の無言を拭い去り密集する記憶の循環算法に身を投じて万華鏡の中で平衡性を失い全身全霊で弱音と残響に縋り何気無く口から戯言が漏れ始め霊と肉が再帰的に融合する事すら知らず此の世の最果てまで轟き続ける絶叫の様な光の振動を浴びて創造主でさえ聞いた事が無いという其の煌めきを無謀にも追い求め続け失敗し何かに気が付いて我に返り御魂を醒まし恍惚とした表情を世界に向き合わせ今という時間の集約点に終末と再来を刻み付け留まる事無く上下し舞う相対的な現在を全てが用意された此の世界で祈りと共に再構築し次元を歪ませうねりの隙間から拡散する新しい景色を残らず来るべき体験の波に照合させまるで黒い珈琲に熔け落ち舞い上がり均一に成り続ける白い生乳の様に精神と時の身体は螺旋を描きながら全体と調和して全ての言語遊戯が世界知に昇華された此の場所で私は世界の彼方此方に居る貴方を想い有り触れた姿で赤い太陽を見つめ木を育て飯を食い呼吸をし狂おしい月に馬の餞し眠りに落ち彼の旅路を待ち焦がれ革命の準備をして手紙を書き綴り新たな箴言をばら撒いて誤解を生じさせる言語の過ちの中から摩擦運動が生成される前の原始的な要素に分解し一滴一滴拾って個の混沌の中へと送り届けて有機的な営みから逸脱した孤独な魂を知り尽くし繰り広げられる対話の成す響きを未だ見ぬ全てに共振させ創造が奇跡と同化する迄の喜怒哀楽と広大な系を含んだ過程の全貌を人という濡れた種を用いて開花させるべく時空を仕組み錬金術師の瓶に詰まった甘い溶液に浸る妖精の夢に棲む羊の群を率いて柔らかな果肉の糖が漸うと滴る天使の首筋に皺がれた灰の舌を這わせ雑木林の紅い幼虫を噛み淡く微細な芳香も不毛な味わいも口に移し牧羊犬の影に隠れ潜んで息を懲らして居た獏に見定められ夢から覚める事の無い青少年の返り血を舐める幼子の目に輝きも影も見ず人攫いの言霊に見え隠れする自嘲の念と薄ら笑いを精神の器である身体を得て全知全能を恣にした喜びの微笑と誤読して神の子は舞い降り霊を殺し痙攣った肢体の肉の葉を乾き切るまで弄び酒池肉林の宴の後に冥界へ葬りて毒に浸し熟した蛋白質に阿鼻叫喚の痕跡を封印し村の釣り人と巫女は生け捕った空の使者の元から逃げた透明な鯉の鱗に呪詛の念が転写された虞がある涙模様の擬態を見て凄惨なまでの悪夢を悟り代々まで土地に広く語り継ぎ長い年月が経った或る満月の夜の密会の蔭に潜む殺戮者の一筆により言語の群れは容赦無く自然を覆い尽くし美しい山の上に黄金比を施した門を造り付け宝玉で装飾された鍵を拵え歩む者の行く手を塞ぎ立ち止まる者の前で扉を開けて前に踏み出すという寂しさを自覚し且つ態とらしさに満ちた演劇を振る舞い結果として其処に居た筈の旅の行者は箱庭の中で動けずの迷い子に落魄れ複製された人工楽園の中で路頭に蹲り矛盾を孕み彼方の世の郵便受けからは不在通知書が大量に溢れ出し言い訳だけが笊の上で転げ回り宿命は日々の追っ手を遮る術を持つ筈も無く歯車は廻り隙間から音を立てて水の様に落下して脱獄した死刑囚の提琴の音色が混凝土の壁の向こう側で慎ましい料理の並んだ食卓を囲む数学者達の心に染み入るその時に助けを求める声が響き呪詛の念が料理に籠もり毒汁が混ざり神の子の悪意の刻印が刻まれていた事など知る由も無く貪り飲み乾し蒼い顔をして馬穴に真っ赤な麺麭を吐き星は幾夜もの自転を重ね肉は乾き朽ち砕け開き垂れ揺れる臓器の薫りに魅せられた獣の群れが鳴き声も出さずに喰らい繁殖を繰り返し溢れ返り怒り狂う落雷の閃光と共に外部記憶装置としての巨大な錻力の建築物は怒号と共に崩れ落ち大脳辺縁系を木の匙で掻き混ぜられた家無き捨て子は路上にも森にも帰らず重力を引き受けて写し鏡の中の永久に続く平らな場所で延々と問題提起を嗾ける腐肉の唇を糸で縫い日光を反射する指輪と釦を嫌い棺桶の中の黒い土の下に埋めて海の底まで沈め弔い順列組み合わせのあらゆる選択肢を失った旅人の掌に乾いた泪が滴り降りるのは何時の頃になるだろうかと嘯いた頃に三途の川の瀬渡しの香に導かれ桟橋に辿り着く髪の毛の絡まった小汚い老婆は鳴り響く銀河の調べに魂を躓かせ星に焼かれ身から流れる全ての体液を蒸発させた後に不随意神経の表現としての世界樹の呼吸から複雑さを奪い取り己の濁った茶色い骸を投影する映写機の機械音に自意識の固く鋭い線を幾億も重ね命の手綱を牛耳る運命の化身を刺し醜い像を晒させる絡繰りを大破し自由の女神の子宮を滅するべく業を為し何世代にも渡って黒く巨大な鴉に転じて天空を治め美神を此の世の全ての鳥の死骸で埋め尽くして腐らせ溶かし隠蔽された素晴らしき彼の世界の原理を求め彷徨う間に無限に孤を描き連ね徒労の中で力尽き薄暗い壮大な騙し絵の中に熔け失せ獣道の先に築き上げられた街の祭りの離れで何も描かれていない白紙の挿された額縁の側で道化師が息を引き取り神隠しに遭った司祭者の聖衣がひらひらと舞う闇の夜に小さな嘘も大きな不安も告白し蝋燭の赤光の揺らめきに翳して虚像から見定められる実像によって真実を朧気に確かめ肌と空気の境界線を擦り削り大地のざわめきと交感し慈しみと愛おしさの構造に魅了されながら声を限りに生を叫び凍てつく風を他所に黒い夜空だけが優しさを見せず任侠を隠し持って太陽を迎え入れる準備をし幾朝も死に絶えては光の連鎖の中で狂気を追い遣り白日の下に全てが晒され想念と生命活動の輪の総体が混沌へ向けて敷衍される事の重みを受け入れた時もしも見渡すならば何時も神は語り掛け裸で踊る私達を見守りながら一挙一動に喜びて称え祝福を暗号化する為の変奏曲を再生させ私達は何時までも崩れ易い脆弱な存在として交錯状の体験をし愚者でさえ何者で在るかを自ら追う事無く何者かで在り続け轟音と静寂との狭間に沸き立つ幾漠かの無常の情と在るが侭が漂う事を涅槃寂静の間に想い遊ばせ浮浪者は聖者の為に薪をくべ歯も手も足も目も耳も傷跡も無くし心臓の鼓動だけを何処までも響かせて荘厳な揺らぎに因って地球儀を廻し其の運動の一瞬の物語を世捨て人が唄い笑う。